NY原油時間外:上昇-株高で燃料需要回復との見方、一部で在庫減少

ニューヨーク原油先物相場はアジ ア時間26日の時間外取引で上昇。世界経済の安定化の兆しを受けて株 式相場が上昇したことから、燃料需要が回復するとの見方が強まった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は一時、 60セント(1.1%)高の1バレル=53.37ドルを付けた。シンガポー ル時間午前10時21分(日本時間午前11時21分)現在、53.23ドル で推移している。前日の通常取引は、1.21ドル(2.2%)安の52.77 ドルで引けた。

米商務省が25日発表した2月の米製造業耐久財受注額が予想に 反して7カ月ぶりに増加したことを受け、株式相場は上昇。一方、ニ ューヨークで取引されるWTI(ウエスト・テキサス・インターミデ ィエート)原油の受け渡し場所であるオクラホマ州クッシングの在庫 は先週、220万バレル減少した(米エネルギー省の発表)。減少幅は2007 年10月以来最大。ただ、米全体の原油在庫は増加した。

シンガポールのエネルギーコンサルタント会社パービン・アン ド・ガーツのシニアプリンシパル、ビクター・シャム氏は、「市場全体 にまだ楽観論がある。原油在庫の増加は大幅で弱気材料だが、希望的 な要因もいくつかある。クッシング原油在庫は実際に減少しており、 ガソリン需要が増加していることが示されている」と指摘した。

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