ペトロチャイナ:09年は「厳しい課題」に直面-08年10-12月減益

時価総額で世界2位の企業、中国 のペトロチャイナ(中国石油)は、今年「厳しい課題」に直面している との認識を示した。同社の2008年通期決算は、製油事業での損失や原 油価格の下落が響き、01年以来の減益となった。

同社は25日、香港で提出した資料で「外部環境の不透明感や予期 せぬリスクの影響で、生産や経営は大きな困難に直面するだろう」との 見通しを示した。同日発表した08年通期決算は、純利益が前年比22% 減の1140億元となった。

中国政府による燃料価格の上限設定でコスト上昇分を顧客に転嫁 できず、ペトロチャイナの昨年の製油事業での損失は830億元と、前 年の4倍に拡大した。同社は、世界的な金融危機の影響で経済成長とエ ネルギー需要が一段と鈍化する可能性があるとして、今年は生産を削減 する方針であることを明らかにしている。

独立系エネルギーアナリスト、ラリー・グレース氏(香港在勤) は「ペトロチャイナの運命は、今後短期間での原油価格と政府の政策に かかっている」と指摘した。

ペトロチャイナの08年10-12月(第4四半期)の純利益は、前 年同期比39%減の209億元だった。10-12月期の数字は、08年通期 決算を基にブルームバーグ・ニュースが算出した。ペトロチャイナの広 報担当は、10-12月期の数字についての確認は控えた。

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