アジア太平洋地域の債券保証コスト低下-米新築住宅販売の増加などで

26日のクレジット・デフォルトス ワップ(CDS)市場で、アジア太平洋地域の公社債の保証コストが低 下した。2月の米製造業耐久財受注や新築住宅販売が市場予想に反し増 加したことで、世界的なリセッション(景気後退)が終わるとの楽観的 な見方が強まった。

バークレイズ・キャピタルによれば、投資適格級の日本企業50社 の社債を基にしたマークイットiTraxx日本指数のスプレッドは日 本時間午前10時12分現在、15ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下の385bp。ICAPによれば、50の投資適格級発行体 で構成するマークイットiTraxxアジア(日本除く)指数のスプレ ッドは香港時間午前9時3分(日本時間同10時3分)現在、2.5bp 下げて352.5bp。

カリヨンの通貨戦略世界責任者、ミチュル・コテチャ氏(香港在 勤)は26日の調査リポートで、「25日発表された米経済指標を受け、 リスク選好の改善が一段と勢いづいたほか、経済情勢が安定し始めてい るとの期待も高まった」と指摘。「われわれは米住宅市場に対しては依 然として弱気だが、住宅在庫が徐々に減っていることから、来年の景気 回復への道が築かれつつあるとみている」と分析した。

シティグループによれば、オーストラリア企業25社に連動するマ ークイットiTraxx豪州指数のスプレッドはシドニー時間午後零時 16分(日本時間午前10時16分)現在、5bp低下し355bp。

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