マクドナルド:今年の中南米売上高、伸び悩みへ-バーガーも不景気

マクドナルドの中南米での今年の 売上高は伸び悩みそうだ。同地域最大のフランチャイズ・オーナーで あるアルコス・ドラドスは、リセッション(景気後退)深刻化で、ビ ッグ・マックやハピー・ミールズへの食欲がそがれるとみている。

アルコスの最高経営責任者(CEO)のウッズ・ステイトン氏は、 大量の失業や金融危機にもかかわらず、今年の売上高は5%増になる と楽観的だ。アルコスはブエノスアイレスを本拠に、メキシコからア ルゼンチンまで中南米19カ国でマクドナルド1750店を展開する。

ステイトン氏は25日、ブエノスアイレスで開かれた記者会見で、 昨年の売上高が26%増の35億ドル(約3400億円)に達し、過去最高 を記録したと発表した。今年はアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、 ベネズエラで約150店を開店することも明らかにした。アルコスはマ クドナルドのフランチャイズでは世界最大。

ステイトン氏は業績発表後のインタビューで、「5%伸びればいい だろう。今年の景気は悪い」と述べた。

アルコスは昨年、マクドナルド75店、マックカフェ45店、デザ ート・センター125店を開店した。ステイトン氏は不景気に対応して管 理費を削減し、出店を抑えると語った。

アルコスの売上高の半分を占めるブラジルは昨年10-12月(第4 四半期)の経済成長率が前期比マイナス3.6%となった。低下幅は少 なくとも1996年以降で最大。

また、売上高の10%を占めるメキシコでも、今年に入って減少し 始めたという。しかし、米国の景気回復が始まれば、メキシコの売上 高は再び増えるとステイトン氏はみている。同氏は、中南米諸国のう ち米景気回復の恩恵を真っ先に受けるのがメキシコだとし、「今がメキ シコに投資する絶好機だ」と強気だ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE