豪州:米国型サブプライム危機に陥るリスクは低い-中銀当局者

オーストラリア準備銀行(RB A、中央銀行)の当局者は26日、40年ぶりの低水準にある豪政策金 利と、初めて住宅を購入する人向けの政府補助金が、米国型のサブプ ライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機を引き起こす可能性 は低いとの認識を明らかにした。

RBAの経済分析責任者、アンソニー・リチャーズ氏はシドニー で開かれた住宅関連の会合で、「豪州では過去1年半の間に融資基準 が厳しくなっており、不適切な融資が著しく縮小している」と語った。 金融政策には言及しなかった。

同氏は、昨年9月以降の計4ポイントの利下げと最大2万1000 豪ドルの初回住宅購入者向け給付金がリスクの高い借り手への融資拡 大につながりかねないとの懸念が高まっていると指摘。「現在引き受 けが行われているローンの一部が不良化するのは間違いない」としな がらも、「全般的に見て、米国が経験している規模まで不良債権が膨 らむリスクは低いのではないかと思う」と語った。

リチャーズ氏は、それでも住宅購入予定者は「住宅ローン金利が 将来のある時点でより通常に近い水準に戻り始めた場合、ローンを払 い続けることができるかどうかを含めて、自らの状況を慎重に検討す る必要がある」と付け加えた。

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