エルピーダ株がストップ高、約460億円増資発表で経営基盤安定に期待

DRAMメーカー、エルピーダメモ リの株価がストップ高(値幅制限いっぱいの上昇)。25日夜に458億円 の第三者割当増資を発表、経営基盤の安定への期待から買い戻しの動き が広がった。

買い気配で始まり、午前9時34分に前日比13%高の627円で取引 を開始した後、ストップ高の同100円(18%)高の657円まで上昇した。 東証1部の値上がり率ランキングでは9位。

増資はエルピーダの子会社2社を通じて行い、複数の取引先(国内 3社、海外2社)が引き受ける。払い込みは27日の予定。自力調達によ る財務基盤の拡充により純資産が増加する見通しで、銀行借り入れの一 括返済リスクが後退した。

エルピーダの借入金の一部残高には「純資産維持条項」が付いてお り、純資産額が前期末の75%を下回ると返済義務が生じる。08年3月末 の純資産額は約3479億円だったため、09年3月末にその75%に当たる 約2609億円以上を維持しなければ同条項に抵触し、期末に返済を迫られ るリスクがあったことから、増資が必要だった。

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