【個別銘柄】エルピーダ、クレセゾン、富士電、SUMCO、ソニー

26日の東京株式相場における材 料銘柄の値動きは以下の通り。

エルピーダメモリ(6665):一時、前日比18%高の657円とスト ップ高(制限値幅いっぱいの上昇)。連結子会社のEBSとECMの2 社が第三者割当増資を行うことを決めた。総額は約460億円。エルピ ーダと同社の取引先が引き受ける。増資による財務基盤の立て直しが進 むとの見方につながった。

富士電機ホールディングス(6504):4.3%高の122円まで下落。 TDK(6762)と停電時に情報システムを守る役割を果たす「無停電 電源装置(UPS)」事業を統合する。26日付の日本経済新聞朝刊が 報じた。両社は同事業をそれぞれ分割、ことし10月に発足させる新会 社に統合する。統合により、三菱電機を抜きUPSで首位に浮上すると いう。

クレディセゾン(8253):午前9時50分現在、前日比7.8%高の 970円でストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)買い気配。不動産金融 の連結子会社、アトリウム(8993)を株式交換により子会社化すると 発表。株式交換比率はクレセゾン1対アトリウム0.13。一方、アトリ ウム株は一時50円(2.9%)安の123円とストップ安(制限値幅いっ ぱいの下落)。

ソニー(6758):一時4.6%高の2170円。メリルリンチ日本証券が 25日付で、投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価を1900円 から2600円に、それぞれ引き上げた。

SUMCO(3436):一時6.5%高の1598円。300ミリウエハ市 場の需要は予想されたほど悪くないとの見方が広がり、将来の業績改善 を期待した買いが先行。アナリストの格上げも株価に追い風となった。

曙ブレーキ工業(7238):2.6%安の538円まで下落。09年3月期 連結純損失はこれまでの70億円から160億円と赤字幅が広がる見通し だ。国内生産拠点の再編などコスト構造改革に伴う特別損失134億円 などを計上するため。期末配当は見送り、年間配当は5円になる予定。

タカキュー(8166):50円(39%)高の178円とストップ高をつけ た。販売費及び一般管理費の削減、法人税等調整額の影響を理由に、 09年2月期の業績計画を上方修正した。単体純利益は従来計画の7000 万円から1億9400万円に膨らんだもよう。前の期は4億8500万円。

キッコーマン(2801):一時4.3%安の849円。09年3月期の連結 純利益予想を22億円に下方修正した。従来予想は88億円。売上高と 営業利益は従来予想を据え置いた。連結子会社の利根コカ・コーラボト リング株式の売却に伴う売却損などを特別損失に計上したため。

日本航空(9205):一時5.7%安の200円。26日付の日本経済新聞 朝刊によると、日航は10年3月期に燃料費が今期予想に比べ1000億 円以上減少する見通し。原油安や円高で購入単価が下がるほか、減便で 使用量が減少する。ただ旅客の減少や国際線の燃油特別付加運賃(燃油 サーチャージ)引き下げなどで大幅減収が予想されるとも伝えている。

鉄鋼株:新日本製鉄(5401)は1.8%安の279円。住友金属工業 (5405)、日新製鋼(5407)も下落。日本鉄鋼連盟の宗岡正二会長 (新日本製鉄社長)は25日の定例会見で「鉄鋼需要は1-3月が最も 厳しいとの認識は変わらないが、4-6月も同程度に厳しい状況が続き、 鉄鋼メーカーは現在の減産規模を継続する可能性がある」とコメント。

日本電気硝子(5214):一時6.0%安の692円。09年3月期の連結営 業利益は550億-700億円の計画に対し、740億円になりそうだと発表 した。前期実績は1001億円。需要低迷や製品価格の下落、減産の継続 など厳しい収益状況が続くとして、来期第1四半期(4-6月)の売上 高は前年同期比で4-5割の減少を見込むとした。みずほ証券は投資判 断を「強い買い」から「買い」に引き下げた。

テラ(2191):ジャスダック取引所の新市場「NEO(ネオ)」に 新規株式公開(IPO)した。売り気配で取引を開始し、午前9時15 分に公募価格310円を3.2%下回る300円で売買が成立した。同社はが ん治療法の開発事業を手がける。

アサヒペン(4623):4.6%安の124円。公正取引委員会は25日、 下請け事業者に対して支払うべき下請け代金約4138万円を不当に減額 していたとして、下請代金支払遅延等防止法(下請法)違反で、同社に 下請け事業者に対して減額分を支払うよう勧告した。

新日鉱ホールディングス(5016):一時2.7%安の400円。傘下の ジャパンエナジーは、石油製品需要の減少に対応するため4-6月期の 原油処理量を前年同期比7%減の520万キロリットルとする方針を決 めた。

キーウェアソリューションズ(3799):6.0%安の342円まで下落。 自治体や企業のIT投資抑制が強まり、大型案件の受注が減少。一部開 発案件の中止も重なり、09年3月期の業績予想を下方修正した。連結 営業損益は当初計画の4億9700万円の黒字から1億8100万円の赤字 に転落する見通し。前期は10億円の黒字だった。

沖電線(5815):一時2.8%安の141円。09年3月期の連結純損失 予想を従来計画の3億4000万円から13億8000万円に下方修正した。 機械設備や建設投資などの需要減少で売上高が落ち込んでいるうえ、繰 延税金資産の取り崩しが見込まれるという。

ダイドードリンコ(2590):一時1.3%安の2600円。コーヒーや 機能性飲料が低迷、3月度の単体販売高は前年同月比14%減だった。

トライステージ(2178):一時12%高の3750円。既存顧客企業のテ レビ通信販売が総じて好調だったうえ、新規顧客も増加したことで、 09年2月期の単体営業利益が従来計画の16億円に対して20億円にな ったようだと発表。前の期は10億円だった。

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