日電硝株が大幅続落、来期も業績低迷を警戒-液晶や自動車向け苦戦

液晶・プラズマテレビ用ガラス大手 の日本電気硝子の株価が、一時前日比6%安の692円まで大幅続落。電 機や自動車業界での減産が続くなか、同社が手掛けるガラス製品需要が 落ち込んでいる。大幅減益を計画する今期(2009年3月期)に続き、来 期業績も低迷が続くと警戒された。

日電硝は25日、09年3月期の連結純利益が前期比57%減の220億円 になりそうだと発表した。昨年12月25日に公表した会社予想は200億- 300億円だった。主力の液晶用基板ガラスのほか、自動車部品向けガラ スファイバーも苦戦。生産設備の廃棄損や有価証券評価損といった特別 損失がかさむことも響く。

また、需要低迷や製品価格の下落、減産の継続など厳しい収益状況 が続くとして、来期第1四半期(4-6月)の売上高は前年同期比で4 -5割の減少を見込むとした。

UBS証券の村松高明アナリストは「液晶ガラスの数量は回復傾向 にあるものの、供給過剰による価格下落で利益回復にはつながらない」 (25日付の投資家向けリポート)と指摘。また、「4-6月期にはパネ ルの供給過剰による在庫増の懸念もある」などとして、来期も業績低迷 が続くとみている。UBS証では今回の業績修正を受けて、投資判断 「売り」、目標株価450円を据え置いた。

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