日本株は下落、電気・ガスや海運など高配当銘柄が安い-権利落ち日

朝方の日本株相場は下落。商船三 井などの海運、東京電力など電気・ガスといった高配当の業種が下落。 全日本空輸など空運株、JR東日本など陸運株の下げも目立つ。きょう は3月期決算企業の配当の権利落ち日。

新光証券エクイティ情報部の三浦豊次長は、「配当の権利落ちが下 押し要因になっている。心理的な節目となっている日経平均8500円を 上回って終わることが出来るか注目している」と話していた。

午前9時30分現在の日経平均株価は前日比42円8銭(0.5%)安 の8437円91銭。TOPIXは同5.33ポイント(0.7%)安の

813.16。東証1部の騰落状況は値上がり銘柄数624、値下がり892。 東証業種別33指数は8業種が上昇、25業種が下落。

日経平均は下落して始まった後、上昇転換したが、すぐにふたたび 下落した。取引時間中のことしの安値(7021円28銭)を付けた3月 10日から前日まで10営業日の上昇率は約20%に達しており、急ピッ チの上げに対する警戒感が漂っている。1月7日に付けたことしの高値 は9325円35銭。安値から高値水準への前日までの戻り率は6割を超 えている。

前日は3月期決算企業の配当の権利付き最終売買日で、「配当を狙 った個人投資家からの買いが入りやすい」(リテラ・クレア証券の井原 翼理事・情報部長)側面があった。この日は権利が落ちた分だけ、相場 に下押し圧力がかかっている。前日は海運や鉄鋼株などの上げが目立っ たが、朝方はこうした業種の下げが目立っている。

半面、前日の米国で発表された新築住宅販売件数など米経済指標が 予想に反して増加し、米景気の安定化期待が相場を下支えている。外需 依存度の高いソニーなど輸出関連株の一角が高い。

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