トライST株が5カ月ぶり高値、テレビ通販好調で前期業績が上振れ

テレビ通販などの支援を手掛けるト ライステージの株価が急反発。顧客企業のテレビ通販事業が拡大し、同 社のメディア取引額が増大している。経費抑制もあり、前期(2009年2 月期)決算が会社想定を大きく上回ったため、買いが膨らんだ。

この日は買い気配で取引を開始、午前9時15分ごろに前日比5.1% 高の3520円で2900株の売買が成立した。その後は一時3530円と、2008 年10月3日以来、約5カ月半ぶりの高水準に回復した。

前期決算速報(非連結)によると、本業のもうけを示す営業利益は 前の期比95%増の20億3700万円に達したもよう。前回予想の16億4200 万円を24%上回った。顧客企業が通販番組や通販CMを拡充した結果、 出稿料が増えた。さらにシステム開発費用の一部(数千万円程度)が今 期に繰り越されたことも、利益上乗せの要因となった。

広告業界は景況悪化のあおりを受け、かつてないほどの落ち込みに 直面している。ただ通販番組や通販CMの枠は増えており、「テレビ局 との放送枠の仕入れ交渉で、費用対効果の良い枠を押さえられるように なった。顧客企業の通販拡大意欲は変わっていない」(IR担当の千葉 俊宜氏)という。同社の正式な決算発表予定日は3月31日。

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