米カリフォルニア州:2月の住宅価格は41%下落、差し押さえ増で

米カリフォルニア州リアルター協 会(CAR)が25日発表した2月の同州の中古住宅価格は、前年同 月比41%下落し、全米の倍以上の値下がり率を示した。差し押さえ の急増が背景。

CARの発表資料によると、中古の一戸建て住宅価格は中央値で 24万7590ドル(約2420万円)。前年同月は41万8260ドルだった。 全米不動産業者協会(NAR)によれば、2月の全米の中古住宅価格 (中央値)は約16%下がり、過去2番目に大幅な下落率だった。

米信用危機で差し押さえが増加した結果、住宅価格は2006年の ピークから下落している。不動産データ提供会社リアルティトラック によると、カリフォルニア州は差し押さえ率が最悪の州の一つ。金融 機関は差し押さえ物件を割引価格で売却するのが通例で、中央値の押 し下げ要因になる。このため中央値は必ずしも大部分の住宅の価値を 反映していないとCARはリポートで説明している。

それでも中央値は「興味深いポイントを示している」と、不動産 調査会社MDAデータクイックのアナリスト、アンドルー・ルパージ ュ氏は指摘。「何が売れて何が売れていないのかが分かる。現在売れ ているのは差し押さえ物件だ」と述べた。

MDAデータクイックによれば、2月のカリフォルニア州の中古 住宅販売のうち、差し押さえ物件は58%を占めた。前年同月の差し 押さえ物件の比率は33%だった。

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