シカゴ小麦:2カ月で最大の下げ-降雨と降雪で生育進展の見方

シカゴ商品取引所(CBOT) では25日、小麦相場が過去2カ月余で最大の下落率を示した。グレ ートプレーンズ(米中西部の大平原)の南部一帯で降雨と降雪があり、 冬小麦が休眠期を終えるとの見方が強まった。

米気象庁(NWS)のデータによると、冬小麦の最大の産地で あるカンザス州とオクラホマ州の一部の地域では24日、最大3イン チ(76ミリ)の降雪があった。民間気象予報会社DTNメテオロジ クスの25日付リポートによると、グレートプレーンズ南部では26 日以降さらに最大10インチの降雪が予想されている。

バンプ・インベスター・サービシズ(アイオワ州)の商品ブロ ーカー、クラーク・ネイバーズ氏は「硬質赤冬小麦の産地では若干降 雪や降雨があり、生育環境が安定した」と指摘。「グレートプレーン ズではかなりの量の降雪や降雨があるとみられている。発達した低気 圧が3つ到来する可能性もあるようだ」と述べた。

CBOTの小麦先物相場5月限は、前日比27セント(5%) 安の1ブッシェル当たり5.08ドルと、中心限月としては1月12日 以降で最大の下落率を示した。

ウェザー・サービスの記録では、プレーンズ南部地域では25 日までの60日間、ほとんどあるいは全く降雨がなかった。

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