カナダ・ドル:ほぼ変わらず、原油安や株価の伸び悩みで-国債下落

25日の外国為替市場では、カナ ダ・ドルが米ドルに対してほぼ変わらずで終了した。原油価格の下落や 株価が伸び悩んだことが背景にある。

ガイトナー米財務長官が国際通貨基金(IMF)による特別引き 出し権(SDR)拡大に言及したことで、ドルの基軸通貨としての役 割が縮小するとの懸念が広がり、米ドルが売られた。カナダ・ドルは 一時、米ドルに対し前日比0.8%上昇する場面もあった。ただ、ガイト ナー長官はその後、米ドルは世界の支配的な準備通貨としての地位に とどまると述べ、先の発言を明確にした。

RBCキャピタル・マーケッツのチーフ・テクニカル・アナリス ト、ジョージ・デービス氏は「株式相場は高値からかなり大きく戻した ため、カナダ・ドルに重しになった」と述べ、「原油価格もこの日、 かなりの時間、前日比マイナス圏で推移していた」と指摘した。

トロント時間午後5時分(日本時間26日午前6時)現在、カナ ダ・ドルは1米ドル=1.2319カナダ・ドル(1カナダ・ドル=0.8118 ドル)。24日は1.2321カナダ・ドルだった。

カナダ国債市場では、2年物国債(表面利率2.75%、2010年12 月償還)の利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上 昇の1.1%。価格は6セント下落し102.71カナダ・ドル。

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