英国債:40年債入札で02年来で初の札割れ-10年債は一時急落

25日の英国債市場では、10年債 相場が一時、大幅下落した。この日実施された英40年債入札で、応 札額が募集額に届かない札割れが約7年ぶりに発生したことがきっか け。過去最大規模の国債発行計画に対して市場が警告を発した格好だ。

英公債管理局(DMO)によると、40年債への応札は16億3000 万ポンド(約2320億円)と、発行予定額の17億5000万ポンドを下 回った。前回、札割れが発生したのは02年の30年物インフレ連動債 の入札だった。40年債(表面利率4.5%、2049年償還)の利回りは 1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し4.6%となっ た。

英政府は今会計年度に過去最大となる1464億ポンドの借り入れ を計画している。イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁は 24日の議会証言で、政府は財政赤字を考慮して財政出動には慎重に なるべきだと述べていた。

ヘッジファンド、ECUグループのチーフエコノミスト、ニー ル・マッキノン氏は、「これは投資家が政府に向けて発した警告だ」 と述べた。

10年債利回りは一時、前日比20bp上昇し3.53%を付けた。ロ ンドン時間午後5時20分現在は6bp低下し3.28%。同国債(表面 利率4.5%、2019年3月償還)価格は0.49ポイント上げ110.30。2 年物債利回りは2bp下げ1.25%となった

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