オバマ政権、金融不正行為に対する新たな規則を発表へ-財務長官

オバマ政権は金融不正行為から 消費者や投資家を保護するため、新たな規則を発表する計画だ。住 宅ローン市場危機の一因になった慣行を撲滅することが狙い。ガイ トナー財務長官が25日、ニューヨークでの講演で明らかにした。

米政権はまた、金融機関を管理下に置いて清算する権限を財務 省と米連邦預金保険公社(FDIC)に付与する立法措置を今週中 に明らかにする。

講演の事前原稿によると、ガイトナー長官は外交評議会の会合 で、清算権限を確立する計画には関連損失を補てんするための資金 を調達するメカニズムも含まれると述べた。

同長官はさらに、米政府は金融機関に対する国際的な基準の引 き上げを求め、関係国との協調も図る意向を示した。

同長官は金融不正行為を取り締まる新たな規制により、「現在 の危機を引き起こすきっかけとなったサブプライム(信用力の低い 個人向け)ローンのような慣行がもたらす脅威に対し、将来的に対 応しやすくなるだろう」と指摘した。

ガイトナー長官は、銀行などの金融機関が金融システム全体に 与えかねない打撃を抑制するためには、より厳格な監督体制が必要 だと主張。自己資本比率の基準引き上げやリスクの限定など、金融 機関の経営が問題化した際に「連鎖的なダメージ」を阻止する新た な手段が監督機関には必要だと述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE