中国工商銀の10-12月:純利益0.5%増-約1年ぶりの低い伸び

時価総額で世界最大の銀行、中国 工商銀行の2008年10-12月(第4四半期)は、純利益が前年同期比

0.5%増と、増益率が少なくとも1年ぶりの低水準にとどまった。貸倒 引当金の積み増しが響いた。

同行が25日発表した08年通期決算を基にブルームバーグ・ニュ ースが算出した10-12月期の純利益は181億1000万元と、アナリス ト25人の予想平均値(188億4000万元)を下回った。

シノペック・ファイナンシャル・ホールディングスのアナリスト、 ジェームズ・リウ氏(台北在勤)は決算発表前に「不況下において、工 商銀は金融機関の中では最もディフェンシブだ」と指摘。「同行の主な 借り手は公益企業やキャッシュフローが安定している企業だ。そうした 企業からはそれほど多くの不良債権は発生しない」と述べた。

08年通期では、利益は前年比36%増の1108億元だった。

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