3月独Ifo景況感:82.1、26年ぶり低水準-一段の景気悪化で(2)

ドイツのIfo経済研究所が 25日発表した3月の独企業景況感指数(2000年=100)は82.1と、 前月の82.6から低下した。26年ぶり低水準となり、欧州最大の経 済大国であるドイツのリセッション(景気後退)の深まりが浮き彫り になった。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト37人を対象にまとめ た調査での予想中央値では、3月は82.2が見込まれていた。

大和証券SMBCヨーロッパの欧州担当エコノミスト、コリン・ エリス氏(ロンドン在勤)は、「このところの指標は、欧州最大の経 済大国の状況がどれだけ悪いかをあらためて示し、経済活動の迅速な 回復への期待を消滅させている」と指摘。「景気は決して底を打って いない」と述べた。

Ifoの3月の現状指数は82.7と、前月の84.3から低下した 一方で、期待指数は81.6と、同80.9から上昇した。

Ifoのエコノミスト、ゲルノート・ネルプ氏はブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、政府の景気対策が景気に影響を与 えるには「まだ早い」と分析した。また、欧州中央銀行(ECB)が 4月2日の定例政策委員会で政策金利をさらに1ポイント引き下げる ように呼び掛けた。ECBの政策金利は現在、過去最低の1.5%。

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