欧州議会が格付け会社の規制案を審議へ、証券規制委に権限-FT

【記者:内田良治】

3月25日(ブルームバーグ):格付け会社を単一の監督機関の規 制対象とする欧州連合(EU)の指令案(法案)が、欧州議会の主要 委員会で承認され、4月にストラスブールの本会議に上程される見通 しだ。英紙フィナンシャル・タイムズ(オンライン版)が24日報じた。

同紙によれば、指令案はパリにある欧州証券規制委員会(CES R)に新たな監督権限を与えるもので、欧州で初めて格付け会社が規 制の対象となる。格付け会社は今後、格付けの客観性の確保を図るた め、顧客との契約内容の開示や、担当アナリストの交代制導入が義務 付けられる。ただ、加盟各国の承認も必要なため、反対される可能性 もあるという。

欧州当局は、複雑な仕組み債のブームを促進するなど、格付け会 社が信用危機で果たした役割に極めて批判的な立場を取っている。4 月をすぎて欧州議会が会期を終える前に指令案を可決させるため、E Uの行政執行機関である欧州委員会などが作業を進めてきた。

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