債券先物が下落、割高修正の売りとの見方-2年債入札結果は順調

債券市場では先物相場が下落(利 回りは上昇)。株価が底堅く推移していることに加えて、割高修正の売 りが出ているもようだ。午後に発表された2年債入札結果は順調だった が、相場への影響は限定的となっている。

新光証券チーフ債券ストラテジストの三浦哲也氏は、2年債入札結 果は事前予想通りに良かったと指摘した一方、先物相場の下落について は「相対的な割高感から利益確定売りが出ている」と述べた。

東京先物市場で中心限月6月物は、午後に入って大きく下げ、一 時は前日比41銭安の139円4銭まで下落した。その後は139円10銭 付近で推移している。午後1時19分時点での売買高は1兆778億円程 度。

現物債市場で、新発10年物の299回債利回りは午後に入って水準 を切り上げ、1ベーシスポイント(bp)高い1.265%に上昇している。 半面、超長期債は底堅く推移しており、新発20年債利回りは0.5bp低 い1.895%で取引されている。

2年入札結果順調、最低価格は予想上回る

財務省がこの日実施した表面利率(クーポン)0.4%の2年利付国 債(279回債、4月発行)の入札結果は、最低落札価格が99円99銭 5厘、平均落札価格は100円ちょうどだった。

最低価格は、市場予想(99円98銭5厘)を上回った。最低と平均 落札価格の差である「テール」は5厘となり、前回債の3厘からやや拡 大した。応札倍率は3.18倍と前回債の2.95倍から上昇した。

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