イズミヤ株が反落、衣料品低調で前期は一転減益へ-低価格品を強化

関西地盤のスーパー大手であるイズ ミヤの株価が4営業日ぶりに反落。一時は前日比4.3%安の445円を付 けた。個人消費の落ち込みなどで衣料品の販売が低迷、前期(2009年2 月期)は営業減益になった。会社側は低価格品の品ぞろえ強化で来店促 進を図るが、現時点では効果が不透明として売りが優勢となった。

イズミヤが24日の取引終了後に公表した前期決算速報によると、本 業のもうけを示す連結営業利益は前の期比22%減の53億円にとどまっ たもようで、5.9%の増益予想から一転、減益となる。全部門を統合した 既存店売上高は同1.9%減で、事前の想定を下回った。部門別では、衣 料品が同6.9%減、住居関連品が同3.4%減、食料品が同0.2%増だった。

同社取締役秘書・広報室長の田中博和氏によると、「内食化傾向で 好調に推移していた食料品が1月後半から失速し、1月、2月の同部門 既存店売上高がマイナス圏に沈んだ」という。

同社は3月7日から食料品を中心に計3000品目を値下げ。1100品 目については、3月に限り通常より安く提供する。自社企画商品(PB) の値下げはもちろん、NB(ナショナル・ブランド)についてもメーカ ーなどと協力して物流費などのコストを圧縮、顧客の来店を促す。正式 な決算発表予定日は4月8日。今後の商品政策などが説明される見込み。

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