JR東海株が3日続伸:野村証が「割安水準」と指摘

東海旅客鉄道(JR東 海)の株価が3日続伸。株価は前日比で一時7%超高と大幅高。 野村証券が24日付で発表した投資家向けのリポートで、JR 東海の株価は依然割安な水準にあると指摘したことがきっかけ となり買いが膨らんでいるようだ。

株価は一時、前日比3万9000円(7.2%)高の58万 3000円をつけた。出来高も9000株を超え、前日分の1万 1084株に迫る勢い。

野村証券金融経済研究所の村山誠シニアアナリストは同 リポートで、減益局面がしばらく続くとしながら、「2011年 3月期にかけてマクロ景気の回復に伴い旅客需要の回復が期待 できる」と指摘。そのうえで、「直近の株価下落で10年3期 予想基準の株価収益率(PER)は11.4倍と、08年1月以 降の平均16.1倍を大きく下回っている」とし、「中央新幹線 建設の資金負担等を考慮しても、現在の株価水準は割安」との 見方を示している。

JR東海が24日発表した、2月の東海道新幹線の乗客数 は前年同月比10%減で、1995年3月以来の下落率となった。 ただ、3月1-23日の集計分は同5%減となっている。村山 アナリストは同リポートで、3月の途中経過について昨年は飛 び石連休になっていたのに対し、09年は金曜日で3連休だっ たとし、「一定の旅行需要を創出したと推測される」としてい る。

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