【個別銘柄】田辺三菱、アルフレサ、三洋電、三菱マテ、住友不、丸善

25日の東京株式相場における材料 銘柄の値動きは以下の通り。

田辺三菱製薬(4508):午前9時38分時点で14%安の981円売り気配。 2008年5月から販売している血液製剤「メドウェイ注」の開発過程で試 験データの改ざんがあったため、同製品を自主回収すると24日に発表し た。製薬メーカーとしての信用の根本に関わる不正だけに、企業イメー ジの悪化が懸念された。

アルフレッサホールディングス(2784):8.7%安の3680円まで急 反落。医薬品販売価格の低下による採算悪化で、09年3月期の連結純利 益が前期比64%減の58億円になる見通しと発表した。従来予想は118 億円だった。大幅減益に伴い期末配当も計画より3円減の42円とし、前 期比7円増の90円を計画していた年間配当は4円増の87円にとどまる。

三洋電機(6764):一時2.2%安の136円と続落。09年3月期連結 業績予想を下方修正、純損益は従来の利益ゼロから900億円の赤字に変 更した。世界経済悪化に伴う電池・電子部品などの収益低迷や、不採算 の半導体事業のリストラ強化が響く。

三菱マテリアル(5711):5.1%高の288円まで大幅に3日続伸。ク レディ・スイス証券が24日付で、投資判断を「中立」から「アウトパフ ォーム」、目標株価も240円から360円に引き上げた。

住友不動産(8830):一時4.8%高の1209円と8日続伸。JPモル ガン証券が24日付で、投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に 引き上げた。

HOYA(7741):一時2.7%高の2100円と3日続伸。構造改革に よるコスト削減で、10年3月期に150億円程度の連結営業利益押し上げ 効果を見込んでいる、と25日付の日本経済新聞朝刊が報じた。医療関連 の安定した収益にリストラ効果が加わり、来期に営業損益で500億円前 後の黒字確保も視野に入ってきたという。

三菱重工業(7011):一時2.2%安の313円と8営業日ぶりに反落。 25日付の日経新聞朝刊によると、同社の10年3月期の連結営業利益は、 1ドル=90円台後半の現状程度の為替相場を前提とすると700億円以下 の水準に落ち込み、今期予想(前期比23%減の1050億円)に比べ3割 を超す減益となる公算が大きい。

イオンモール(8905):一時2%高の1399円。25日付の日経新聞 朝刊によると、同社の09年2月期の連結純利益は前の期に比べ20%増 の210億円強となったもようで、従来予想並みを確保する。景気悪化が 響き一部店舗の来客数は伸び悩んだが、コスト削減を徹底。店舗改装に 伴う固定資産の除却損や減損など特別損失も抑制したという。

丸善(8236):23%高の79円と急反発。10年1月期の連結営業利益は 前期比2.3倍の5億5000万円を見込む。前期は前の期比22%減の2億 3700万円だった。不採算事業の抜本的な見直しなどで利益回復を目指す。

横浜ゴム(5101):一時4.4%安の391円と3営業日ぶりに反落。国内 外の販売が落ち込み、09年3月期の業績予想を下方修正。連結営業利益 は従来計画の140億円から115億円にした。前期実績は331億円だった。

イズミヤ(8266):一時2.8%安の452円と、4営業日ぶりに反落。消 費者の節約志向の高まりで、衣料品や家電などの販売が低迷し、09年2 月期の連結業績予想を下方修正した。連結純利益は前の期比52%減の9 億6000万円にとどまったもよう。従来計画は同9.5%増の22億円。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):一時1.3%安の528 円と、8営業日ぶりに反落。25日付の日経新聞朝刊は、三菱UFJと米 モルガン・スタンレーの証券子会社同士が合併して誕生する統合新会社 に、三菱UFJ側が6割を出資する方向で最終調整に入ったと報道。同 報道に対し、三菱UFJは「提携の広範な可能性について引き続き協議 しているが、合意したという事実はない」と発表した。

マネックスグループ(8698):一時3%安の2万4200円と反落。金 融庁は24日午後、マネックスグループ傘下のマネックス証券と、楽天 (4755)傘下の楽天証券の2社に対し、業務の一部停止命令を下した。 システム障害の発生を未然に防ぐ体制が不十分だったなどとして、証券 取引等監視委員会が処分を勧告していた。停止期間はマネックス証券が 4月から3カ月、楽天証券が4月から1カ月。楽天株も安い。

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