短期市場:翌日物0.07-0.10%付近、足元資金潤沢で地銀の調達減少

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.07-0.10%付近で推移。高水準の準備預金残高を背景に足 元資金は余剰感があり、地方銀行の調達が減少しているもよう。一方、 レポ(現金担保付債券貸借)は先日付の取引金利がやや強含んでいる。

翌日物は0.10%付近から始まり、一部大手銀行の調達が0.08% から0.07%に低下。地銀の調達希望が減り、0.12%以上の運用希望 が増えているという。前日の加重平均は0.097%と、昨年12月の利 下げ後の最低水準だった。

インターバンクの市場関係者によると、主要な調達主体だった上 位地銀が運用側に回り、一段と調達の弱い展開だという。先日付のレ ポは金利が高めだが、当日物は低く、証券会社のコールの調達意欲も 強くないもようだ。

日銀の当座預金残高が16兆-17兆円台、準備預金残高(除くゆ うちょ銀)は10兆-12兆円台と、日々の資金が大幅余剰で調節され ており、残高に比例して準備預金の積み上げも進むため、銀行の資金 需要が減少している。

足元の資金余剰から、当日物(T+0)のレポ(現金担保付債券 貸借)も0.1%台前半で低位安定している。ただ、国庫短期証券(T B)の需給懸念もあり、2営業日後に始まるスポットネクスト物は

0.17%付近に強含み。期末接近で先日付の運用が慎重な一方、TBの 在庫の資金手当ては増えやすい。

日銀は午前9時30分、国債買い現先オペを通知した。スポット ネクスト物(3月27日-30日)が3兆円、1週間物(3月27日- 4月3日)は1兆円と、それぞれ前日と同額。前日の平均落札金利は スポットネクスト物が0.160%、1週間物は0.180%だった。

一方、午前9時20分の即日実行の定例金融調節は見送られ、こ の日の当座預金は5000億円減の16兆6000億円程度、準備預金(除 くゆうちょ銀)は2000億円減の11兆7000億円程度になる。

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