露ノリリスク幹部:ニッケル相場、投資や生産維持に十分な水準

ニッケル生産最大手、ロシア のノリリスク・ニッケルは24日、ニッケル相場は設備投資や生産を 維持するのに十分な水準にあるとし、過去最大の減産を見込む業界の 傾向と相反する見方を示した。

ノリリスクのオレグ・ピウォワルチュク副最高経営責任者(C EO)はモスクワでインタビューに応じ、1トン当たり9500-1万 ドルは同社にとって「一安心できる」相場水準であると語った。その 上で、この水準を下回れば一部の生産会社は「破滅的な状況」に陥る 可能性があると指摘した。

供給が需要を上回ったため、ニッケル相場は2007年5月に付 けた過去最高値の5万1800ドルから80%以上下落している。オー ストラリアのマッコーリー・グループは、鉱山会社は既に世界の供給 の約20%に相当するニッケルの減産を発表しているが、年間ベース の相場は10年まで回復しない可能性があるとみている。

ピウォワルチュク副CEOは、世界のニッケル需要が今年、 115万トンになると見込んでいる。国際ニッケル研究会(INS G)によると、昨年の消費は127万トンとなり、2年連続で減少し た。

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