短期市場:翌日物横ばいか、期末接近でレポは強含み-日銀オペ注目

短期金融市場の無担保コール翌日 物は横ばいから弱含みか。高水準の準備預金残高を背景に当日物は資 金余剰感がある。一方、レポ(現金担保付債券貸借)は期末に対する 警戒から先日付の運用が慎重で、金利が強含んでいるため、日本銀行 の資金供給オペが拡大されるか注目される。

24日の翌日物の加重平均金利は0.4ベーシスポイント(bp)低 下の0.097%と、昨年12月の利下げ後の最低水準だった。証券や信託 の調達で0.10-0.12%が取引された後、地銀の調達が0.08%前後で 推移。取引は減少した。25日の受け渡し分は0.08%程度だった。

準備預金残高(除くゆうちょ銀)は10兆-12兆円程度の高水準 が続いており、期末に向けて一段の拡大も見込まれるなか、銀行の当 日物の資金手当ては減少していきそうだ。残高水準に比例して、準備 預金の積み上げも進んでいる。

一方、国庫短期証券(TB)の需給懸念からレポは資金手当ての 需要がおう盛で、2営業日後に始まるスポットネクスト物は0.15%か ら0.18%まで強含んでいる。期末が接近すると先日付の資金運用が慎 重になる一方、TBの資金手当てが増え、強含みが続く可能性がある。

前日の国債買い現先オペや本店共通担保オペでは資金需要の根強 さが見られており、日銀はスポットネクスト物や期末越えの供給オペ を増やす可能性がある。27日には資金不足日も控えている。

準備預金は11.7兆円

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は5000億円減の16兆6000億円程度、準備預金(除く ゆうちょ銀)は2000億円減の11兆7000億円程度になる見込み。短 資会社各社の予想では、即日の調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)4兆2800億円と積み終了先 5兆1000億円から推計した中立水準は9兆4000億円程度になる。

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