NY金:大幅続落、不良資産買い取りで代替需要減-923.80ドル

ニューヨーク金先物相場は大 幅続落。米財務省が23日に金融システム支援に向けて最大1兆ド ル規模の不良資産買い取り計画を発表したことを受けて、代替投資 先としての金の魅力が薄れた。

金連動型ETF(上場投資信託)としては最大の「SPDRゴ ールド・トラスト」の金保有量は、過去最高となった23日の水準 から減少した。減少は6日以降で初めて。財務省の不良資産買い取 り計画を受けて、米経済が大恐慌以来のリセッション(景気後退) から回復するとの楽観的な見方が広がり、金の売りに拍車が掛かっ た。金相場は年初から前日までに7.7%上昇していた。

キトコのシニアアナリスト、ジョン・ナドラー氏(モントリオ ール在勤)は「金相場は悲観的な心理の最も優れた尺度の一つであ ることを忘れてはならない」と語った。金は今年、金融危機の中で 価値保存手段として買われてきた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物相場4月限は前日比28.70ドル(3%)下げ、1オンス=

923.80ドル。中心限月としては3月18日以降で最大の落ち込み となった。

原題:Gold, Silver Fall as Bank-Asset

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE