ドイツ銀とクレディS、バークレイズ-昨年の幹部報酬は大幅減少

欧州の銀行大手、ドイツ銀行とク レディ・スイス・グループは24日、2009年の事業が好調な滑り出しと なったことを明らかにした。昨年は両行とも赤字を計上し、最高経営責 任者(CEO)の報酬はいずれも、前年比で約90%削減された。

ドイツ銀のヨゼフ・アッカーマンCEOは同日公表した年次報告書 で、09年は良好なスタートを切り、通期で黒字を回復する見込みだと 表明した。クレディ・スイスは「市場の回復に伴い利益を上げられるよ う」準備は整っていると述べている。

ドイツ銀のアッカーマンCEOの08年報酬は139万ユーロと、 (約1億8600万円)と、前年の1400万ユーロから減少した。クレデ ィ・スイスのブレイディ・ドゥーガンCEOの08年報酬は計286万ス イス・フラン(約2億5000万円)だった。前年は2230万スイス・フラ ン。

英銀バークレイズもこの日、ジョン・バーリーCEOの昨年給与が 107万5000ポンド(約1億5500万円)で、ボーナスはゼロだったこと を明らかにした。前年の合計報酬は240万ポンド。ロバート・ダイアモ ンド社長は今年の給与が25万ポンドでボーナスはなし。昨年は計675 万ポンドを受け取っていた。

アッカーマンCEOは年次報告書に含まれる株主あて書簡で、「08 年の赤字には非常に失望したが、黒字復帰に向けて必要なあらゆる措置 を取る決意は固い」と表明した。「10年には銀行業界にある程度の回 復が見られる」との見通しを示した。

クレディ・スイスの発表によれば、同行は発表済みの5300人の削 減のうち、半分以上は昨年末までに終えており、残りは09年半ばまで に完了する予定。約20億スイス・フランのコスト削減計画は順調に進 んでいるという。同行は「事業環境の変化に対応し成功するため十分な 準備ができている」と表明。リスク圧縮と流動性確保、堅固な資本基盤 の維持を目指すと付け加えた。

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