シカゴ連銀総裁:低成長・低インフレが緊急融資プログラムを正当化

シカゴ連銀のエバンス総裁は24 日、プラハで講演し、低インフレと低成長の見通しが米金融当局の緊 急融資プログラム拡大を通じた一段の金融緩和を正当化するとの見解 を示した。

同総裁は「金融市場の緊張と低成長見通し、通常よりも低いイン フレの見込みは、金融政策の一段の緩和を必要にする」とし、「フェ デラルファンド(FF)金利の誘導目標がほぼゼロである現状で、連 邦準備制度は経済にマネーを注入する新手の方法を見つける必要があ る」と語った。

米連邦準備制度理事会(FRB)は先週、3000億ドルの長期国債 購入と住宅ローン担保証券(MBS)および連邦機関債の購入規模拡 大の計画を発表。米財務省は23日、銀行の不良資産処理に向けた政策 を公表した。同案ではFRBも融資によって民間部門の買い取りを支 援する。

エバンス総裁は「状況に見合うように、既存のプログラムを拡大 していく」と述べた。また、「当局の介入は困難な状況を打開し、最 終的に米国に金融安定と景気回復をもたらすのに役立っている」とし た上で、「全世界の金融市場と経済活動にもプラスとなるはずだ」と 語った。

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