米財務長官:金融機関対応で政府へ新たな権限を要請-議会で証言へ

ガイトナー米財務長官は24日、下 院金融サービス委員会で、米政府による保険大手アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)救済に関して証言し、経営難に陥って いる金融機関に対処するため政府に新たな権限を与えるよう要請する見 込みだ。ブルームバーグ・ニュースが証言テキストの一部を入手した。

それによれば、ガイトナー長官は、米政府が昨年すでにそうした権 限を持っていれば、AIGの事業の再編や縮小に政府が介入できたと指 摘する。

ガイトナー長官はまた、「わが国が決して再びこうした事態に直面 しないようにしなければならない」と強調した上で、「この目標を達成 するには、オバマ政権と議会は包括的な規制改革の法制化と監督面での 欠陥の解消に向けて協力する必要がある」との認識を示す。

このほか、規制当局は特定の金融機関の健全性を注視するとともに、 金融システム全体を保護することもできるようにならなければならない と指摘。こうした監視体制は、リスクテークに対する適切な制約も含め た内容とし、「システミックリスクをもたらす恐れのあるあらゆる機関 と市場」を対象とすべきだと言及する。

また「現在は異例な時期であり、政府も異例な対応を余儀なくされ てきた」とした上で、「われわれは、金融システム安定化のために必要 な措置を講じるとともに、議会の助けも得て、米経済の抵抗力とシステ ムの公正さを高めるのに必要な手段を創り出す」と主張する。

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