北越工株が午後上げ幅拡大、円安と原材料安が利益押し上げ-増額修正

エンジンコンプレッサーなどを手が ける北越工業の株価が午後に上げ幅を拡大。円安と原材料安が追い風と なり、2009年3月期業績は従来予想を上回る見通しとなった。過度な業 績懸念が後退し、株価を見直す動きが出ている。午前終値は前日比3.1% 高の131円だったが、18%高の150円まで上げた。

会社側は午後1時に、業績予想の修正を発表した。09年3月期の連 結純利益は前期比79%減の3億6000万円と、従来予想(2億1000万円) から71%増加する見込みだ。1-3月期の想定為替レートを対ドルで90 円、対ユーロで125円としていたが、想定より円安が進んだことや生産 効率改善などが貢献する。

肥田格常務取締役は「円高が想定ほどではなかったうえ、値上げが 続いていた原材料も見込んでいたほどの値上がりには至らなかった」と 述べた。原材料では特にコンプレッサーなどに使用する、ゴムや非鉄金 属、鉄鋼などの価格上昇が沈静化したという。

前期の海外売上比率が42%に達しており、対ドルでの1円の円安は 年間営業利益を400万円増加させる。東京時間午後、ドル円相場は97 円台後半での動きとなっている。

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