協和キリン株が7連騰、がん開発品への期待高まる-会社が説明会開催

発酵化学首位、協和発酵キリンの株 価が7連騰。一時は前日比3.4%高の847円と約1カ月半ぶりの高値水 準となった。23日に開催されたがん開発品に関するセミナーで、開発品 の進ちょく状況などを説明。アナリストからは、開発品充実が確認され たとの評価が出ている。午前終値は1.5%高の831円。

同社はきのう午後2時から4時まで、機関投資家とアナリストを対 象に「がん領域開発品セミナー」を開催。最も注目されている「KW- 0761」などの開発状況が説明された。「自社での蓄積がかなり進ん でいる抗体に関する技術を中心に、試験症例や市場環境などを説明した」 (コーポレートコミュニケーションズ部・長谷川一英氏)という。

日興シティグループ証券の山口秀丸アナリストは24日付リポート で、「がん開発品が第1相入り、または第2相準備中へと進みつつある」 とし、その充実ぶりを再確認したと指摘する。さらに自社で低分子、抗 体の両面からがん・プロジェクトを充実させつつある創薬力は、「中期 的に同社の開発品を魅力的なものとするであろう」と評価。同氏はそれ らによる収益寄与は2012年以降としたうえで、投資判断の「1M(買い、 中リスク)」を強調した。

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