米財務長官:豪政府の危機対応を評価-豪首相は中国経済を注視

ガイトナー米財務長官は23日、 世界的な金融危機のなか、オーストラリア政府が実施している国内の 景気対策と金融システム支援策を評価するとの見方を示した。

同長官はワシントンでの米紙ウォールストリート・ジャーナル(W SJ)主催の会議で、ラッド豪首相は「これらの問題でAプラス」の 対応をしていると指摘した上で、「彼の助言をわれわれが実行してい たら、誰もがもっと良い状況になっていただろう」と付け加えた。

豪政府は先月、420億豪ドル(約2兆9100億円)を一般世帯への 現金給付やインフラ整備に充てると発表。昨年は銀行預金の保護を決 め、今年1月には外国銀行が債務を借り換えることができなかった場 合に備え、企業に直接融資する基金を設立する可能性を示した。

ガイトナー長官に続き発言したラッド首相は、最大1兆米ドル(約 98兆円)の不良資産を買い取る米政府の計画を「重要なステップ」だ と指摘。「世界的に連携しなければ、こうした措置はいずれも機能し ない」と語った。

ラッド首相は世界的な準備通貨の必要性についての質問に対し、 「その点についての米ドルの地位は依然、揺るぎない」と言明。同首 相は、誰もが中国が「活力を示す」ことを待っていると話した上で、 中国に関して「目立たないが楽観的な兆候が若干、見受けられる」と 語った。

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