米自動車会社、UAW組合員約1万人の早期退職で合意近い-関係者

米自動車大手のゼネラル・モーター ズ(GM)とクライスラー、フォード・モーターは、全米自動車労組(U AW)組合員1万100人から早期退職制度への申し込みを受ける可能性 がある。

事情に詳しい複数の関係者の話によると、GMは早期退職制度を通 じて5000人、クライスラーは約3000人を削減する見込み。GMの削減 数は同社が先に示した規模の約3分の1に相当する。関係者らは同制度 への申し込みが終了していないことを理由に匿名を条件に語った。GM の早期退職制度への応募期限は24日、クライスラーは27日。バークレ イズ・キャピタルの推計によると、フォードでは2100人が早期退職制度 に応募するとみられる。

クラーク大学(マサチューセッツ州)で労働問題を教えるゲーリー・ チェイソン教授は「組合員は会社に残留しても雇用の保障はあまりない」 と指摘した。

GMとフォード、クライスラーの3社は日本の自動車メーカーの米 国工場に勤務する非組合員並みに人件費を抑制するため、UAW組合員 (13万2600人)からできるだけ多くの早期退職制度への応募を求めて いる。GMとクライスラーは米政府の融資174億ドルを維持するととも に、216億ドルの追加融資を要請するには、経費削減が急務。オバマ大 統領の自動車作業部会は両社のリストラ計画の推進状況の報告期限を今 月末に設定している。

GMとクライスラー、フォードの広報担当者およびUAWは早期退 職制度の進ちょく状況に関してコメントを控えている。

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