鉄鉱石の契約価格:「途方もない供給過剰」で下落か-米シティ

米シティグループは、鉄鉱石の契 約価格が、「途方もない供給過剰」により2年連続で下落するとの見通 しを示した。

シティグループのアナリスト、アラン・ヒープ氏はオーストラリ アのパースで開催された会議で、世界の鉄鉱石需要が今年、7.5%減少 する一方、供給は7%増加する可能性があると予想。鉄鉱石の契約価 格は2009年度に30%、10年度には20%、それぞれ下落するとの見通 しを示した。

世界的な景気低迷により建設業者や自動車メーカーの需要が後退 するなか、アジアや欧州の鉄鋼メーカーは減産や人員削減を実施して いる。英業界誌メタル・ブレティンによると、業界の指標となる熱延 コイルの価格は昨年6月以降、50%以上下落し、1トン当たり505ド ルとなっている。

世界最大の鉱山会社、豪BHPビリトンや、鉄鉱石生産2位の英 豪系リオ・ティントなどの生産会社は、09年度の鉄鉱石の契約価格に ついて鉄鋼メーカーと交渉している。

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