ECB総裁:政策金利一段の引き下げも、インフレ目標は不変(2)

欧州中央銀行(ECB)のトリシ ェ総裁は23日、世界的な景気下降に対処するため、政策金利をさらに 引き下げる可能性があると述べた。

トリシェ総裁はメキシコ市のイベントで、「われわれの主要な政 策金利は最低水準には達しておらず、さらに下がる可能性がある」と 語った。

ECBは第2次大戦後最悪のリセッション(景気後退)に歯止め をかけるため、政策金利を昨年10月初め以降、計2.75ポイント引き 下げた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)やイングランド銀行 (英中央銀行)、日本銀行はECBよりもさらに踏み込んだ措置を講 じており、政策金利をゼロに近づけるとともに、量的緩和策として国 債買い取り計画を発表している。

トリシェ総裁はECBの過去数カ月の行動は「非常に大胆」なも のだったと述べ、インフレ目標に変更はないと説明した。

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