森精機株が続伸、欧州工作機械最大手と業務資本提携-競争力強化期待

工作機械メーカー大手の森精機製作 所の株価が続伸。欧州最大手の工作機械メーカー、独ギルデマイスター と資本・業務提携を結ぶことを決定、競争力向上につながるとみられた。 株価は一時、前日比7.8%高の1012円と、昨年10月22日以来、5カ 月振りに大台の1000円に乗せる場面もあった。

野村証券金融経済研究所の斉藤克史アナリストは24日付のメモで、 同日開催の説明会で詳細が明らかになると前置きしながらも、「厳しい 環境の中で将来を見据えて攻めの戦略を打ち出した点は評価できる」と している。

森精機は23日取引時間終了後、ギルデマイスターと資本業務提携す ることで合意したと発表。資本提携では株式の5%を持ち合う。「工作 機械の主要消費、生産地であるアジア、欧州のそれぞれの市場において 最大規模の工作機械企業が手を結ぶことで、販売、供給面とも業界で圧 倒的な地位を築きあげることを目的」(同社発表資料)としている。

斉藤氏は、ギルデマイスターのカピッツァ会長と森精機の森雅彦 社長について、「欧州と日本を代表する工作機メーカーのトップで、強 いリーダーシップと積極経営に共通点がある」と指摘。中長期的に両社 の統合が進めば、「世界の工作機械業界で最大勢力となり、ポジティブ な効果を生む可能性を秘めている」とみている。

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