与謝野財務相:株価対策の検討やめるという水準まで戻っていない(2)

与謝野馨財務・金融・経済財政担 当相は24日午前の閣議後会見で、日本の株式相場が上昇局面にある中 での株価対策の必要性について「株価は人の期待を裏切るもの。一時 的な株価上昇を見て今まで考えられてきたことをやめるという水準ま で戻っていない」と述べ、引き続き具体策を検討する必要性を強調し た。

また、国際通貨基金(IMF)が各国に提唱している対国内総生 産(GDP)比2%超の財政出動について、日本では今年度第1次補 正、第2次補正と合わせて来年度予算案が成立した場合には、「2%ぐ らいは出る」との認識を示した。その上で、「国際的な要請とは別に日 本が独自に国民生活を守るために何をしなければならないという課題 が残っている」と述べた。

与謝野財務相は、米財務省が前日、最大1兆ドル規模の不良債権 資産を買い取る計画を発表したことについては「不良債権資産はいず れ処理をし、バランスシートから外す作業が必要となる。米国がそう いう作業に着手されたことは大きな前進だ。米国の金融界、産業界や、 全世界に極めて良い影響をもたらすものと評価している」と語った。

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