RBS証の市川氏:内外株高でも債券への影響は限定-現物押し目買い

RBS証券の市川達夫シニアスト ラテジストは24日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビュー で、債券相場の見通しなどについて以下のとおりコメントした。

米財務省が詳細を発表した不良資産買い取り策について:

「米国市場は非常に分かりやすい素直な反応だった。株式につい ては期待先行ながらも大幅高となったが、債券はこの決定によって景況 感が大きく変わるわけでないほか、米FRB(連邦準備制度理事会)が 長期国債の買い入れを開始することもあって反応は鈍かった」

国内市場への影響:

「国内市場についても米国と似た動きとなりそう。株式は米国ほ どでないにしても高い展開となり、債券について多少は軟調な推移。た だ、大幅な金利上昇は見込めない」

きょうの予想レンジ:

「新発10年債利回りでみて1.25%から1.29%、債券先物は138 円80銭から139円60銭。期末で国内投資家が利益確定売りより押し 目買いで残高積み増しに動きやすいので、相場の底堅さを確認できるの ではないか。ただ、先物はテクニカル面からのチャートポイントがある ので、仮に139円台前半を割り込むと一時的に138円台もある」

今後の注目材料:

「あすの2年国債入札では、クーポン(表面利率)が0.4%なら 買い安心感のある水準。米国の材料についても日銀の利上げ観測が高ま るものではないため消化も問題ない。今週末の月次の経済統計や来週の 日銀短観(企業短期経済観測調査)などで、景況感の悪さがあらためて 確認されれば相場は底堅い展開となろう」

--共同取材:曽宮一恵 Editor:Hidenori Yamanaka,Norihiko Kosaka

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