藤商事株が続伸、「ゴースト」効果でパチンコ機好調-利益上ぶれ

パチンコ、パチスロ遊技機の開発 や製造などを行う藤商事の株価が続伸。新規投入した「CRゴースト ニューヨークの幻」などのパチンコ機の販売台数が計画を上回っており、 2009年3月期の単体業績予想を上方修正した。増配も好感されている。

同社株は取引開始直後から買い注文が優勢。午前9時16分ごろ、 前日比3.6%高の9万6200円で売買成立。その後も買い進まれ、一時 は同4.3%高の9万6900円を付けた。

市場では「北海道洞爺湖サミットの開催の影響で、遊技機の入れ 替えが自粛されたものの、足元の業績は好調。増配による株主還元への 姿勢も評価されている」(十字屋証券投資情報室長の岡本征良氏)との 声が聞かれた。

同社は23日取引時間終了後、09年3月期の業績予想を上方修正 すると発表。本業のもうけを示す営業利益は前期比2.2倍の78億円と、 従来計画と比べ16億円上方修正した。パチンコ機の販売台数は19万 4000台と、計画の18万台を上回る見通しとなった。

昨年11月に発売した「CRゴースト ニューヨークの幻」につい て、同社は2万台の販売を見込んでいたが、「恋愛映画をモチーフとし た商品性などが支持された」(同社上席執行役員の桜井健一氏)ことで、 すでに4万2000台を販売した。昨年9月に投入した「CR 暴れん坊 将軍 3」も順調に推移。

業績予想の修正を踏まえ、1株当たりの年配当を4500円とするこ とを決めた。これまでは前期と同額の4000円を計画していた。予想配 当利回りは4.8%と、ジャスダックの平均予想配当利回りの2.91%を 上回る。

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