短期市場:翌日物が弱含み、高水準の準備預金残高続く-レポは強め

短期金融市場の無担保コール翌 日物は弱含み。国債決済集中日を越えたが高水準の準備預金残高が維 持され、調達が減少している。レポ(現金担保付債券貸借)も当日物 では資金の運用が強いが、先日付の取引はやや強含みで推移している。

翌日物は前日の加重平均金利0.101%に対し、地方銀行の調達希 望0.08%に運用側が歩み寄るなど、0.10%から0.08%まで弱含み。 一部0.07%の出合いも見られる。当日物のレポは0.11%の水準が指 摘された。

インターバンクの市場関係者によると、この日は資金が潤沢にあ り、調達需要は一段と減っているという。レポは先日付がやや高めだ が、当日物は資金を運用したい意欲が強いもようだ。

午前9時20分の定例金融調節が見送られ、この日の当座預金は 6000億円減の17兆円程度。前日の国債決済日は17兆6000億円程度 と、2006年6月20日以来の水準まで拡大されていた。準備預金(除 くゆうちょ銀)は1兆円減の11兆9000億円程度で、決済要因のない 通常日にしては高水準だ。

一方、26日に受け渡しされるレポは0.16-0.17%付近とやや高 め。前日にスポットネクスト物の国債買い現先オペが5000億円減額 の3兆円とされ、最低落札金利が0.15%に強含んでいた。

日銀は午前9時30分、資金供給目的の国債買い現先オペを通知。 スポットネクスト物(3月26日-27日)が3兆円、1週間物(3月 26日-4月2日)は1兆円と、それぞれ前日と同額。前日に実施さ れた3月期末越えは、平均金利が3.7ベーシスポイント上昇の

0.178%になった。

この日は今年度最後の国庫短期証券(TB)3カ月物13回債入 札が実施され、落札結果が注目される。レポの強含みを受けて利回り は小幅上昇する見通し。様子見姿勢の強い投資家の動向が焦点になる。

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