日銀:昨年末の家計金融資産は1434兆円-株安で前年比5.7%減(2)

(発表内容を追加します)

【記者:日高正裕】

3月24日(ブルームバーグ):日本銀行が24日発表した昨年10- 12月の資金循環勘定(速報)によると、昨年12月末の家計の金融資 産残高は前年同期比5.7%減の1433兆5167億円と5四半期連続で減 少した。株価の大幅な下落で家計が保有する株式や投資信託の時価が 目減りし、暦年ベースで2004年末以来4年ぶりの低水準となった。

昨年12月末のTOPIXは859.24と、1年前に比べて42%値下 がりした。こうした株価の値下がりを受けて、家計が昨年12月末時点 で保有する株式・出資金は87兆794億円と、1年前に比べて40.2% 減少した。投信は47兆8527億円と同33.4%減少した。家計の金融資 産に占める比率は株式・出資金と投信を合わせて9.4%と、1年前の

14.3%から大きく低下した。

一方、家計が保有する現金・預金は791兆5613億円と、1年前に 比べて0.9%増加。特に定期性預金は同2.5%増の455兆1217億円と 高い伸びを示した。家計の金融資産に現金・預金が占める比率は

55.2%と、1年前の51.6%から上昇。世界的な金融市場の混乱で、リ スク資産から安全資産にマネーがシフトした格好だ。

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