AIG支給の賞与は半額回収も、一部が返還合意-NY州司法長官

ニューヨーク州のクオモ司法長 官は23日、米政府による救済を受けた保険大手アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)が従業員に支給した総額1億 6500万ドル(約160億円)のボーナス(賞与)のうち半額が回収 される可能性があり、高額受給者10人のうち9人が賞与を返還する と発表した。

クオモ司法長官はまた、返還者の個人名を公開することについ て、「公共の利益」はないと付け加えた。同長官によると、高額賞与 を受け取った20人のうち15人が全額返還で合意。この返却額は計 3000万ドルに上り、全体では最大8000万ドルを回収できる可能 性がある。

AIGは今月、総額1億6500万ドルの「慰留ボーナス」を支 払い、オバマ大統領や議員、国民の怒りを買っていた。クオモ司法長 官はこの日、ニューヨークでの記者会見で、AIGが支給した賞与の うち、約47%が米国居住者の手に渡ったことを明らかにした。

米政府監査院(GAO)によると、AIGはこれまでに政府か ら総額1825億ドルの支援を受けている。AIGの広報担当者、マ ーク・ハー氏は今のところコメントしていない。

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