WTO:今年の世界貿易は9%縮小へ-戦後最大の落ち込みに

世界貿易機関(WTO)は、リセ ッション(景気後退)の深刻化に伴い、今年の世界貿易は9%縮小と戦 後最大の落ち込みになるとの見通しを示した。

WTOは世界貿易に関する年次見通しの中で、「大半の先進国で 経済が縮小し、アジア地域を中心に多くの主要経済の間で今年に入って から既に輸出の急激な落ち込みが見られており、2009年の貿易見通し は異例に暗いものとなっている」と指摘した。欧米やアジアの製造業者 は60年ぶりの広範なリセッションに直面し、苦戦している。

報告書は「先進諸国では、今年の輸出は10%の減少が見込まれ、 縮小が特に深刻だろう」とし、「先進国より輸出依存度の高い途上国で は、輸出は2-3%程度の減少が見込まれる」としている。

このWTOによる貿易見通しは25日に公表される予定だったが、 オランダ紙、NRCハンデルスブラットが23日に報じていた。

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