米大豆:5週ぶり高値-アルゼンチンのストで米国産需要拡大観測

シカゴ商品取引所(CBOT)で は23日、大豆相場が5週間ぶりの高値を付けた。アルゼンチンの農家 が、輸出税をめぐる政府の政策に抗議して穀物の売りを控えたため、 米国産大豆の需要が拡大するとの観測が高まった。

アルゼンチンでは政府の政策に反対する農民らが高速道路を3日 間にわたって封鎖し、牛と穀物の輸送量が減少した。ロザリオ商工会 議所が23日、ウェブサイトで発表したデータによると、パラナ川沿い の港への穀物輸送量は20日以降、80%急減している。テレビでは、全 国各地で農民らがストライキの監視線付近でトラック運転手と衝突し ている映像が放映された。

リスク・マネジメント・コモディティーズ(インディアナ州)の マイク・ズゾロ社長は「アルゼンチンでの農民ストの影響で大豆相場 が上昇した」と指摘。「この行動により緊張が高まるとみて買い手は神 経質になっている」と述べた。

大豆先物相場5月限終値は6営業日続伸し、前週末比3.5セント (0.4%)高の1ブッシェル当たり9.555ドル。一時は9.8125ドルと、 中心限月としては2月13日以来の高値を付けた。先週は8.6%上げ、 週間ベースで今年に入って最大の上昇率を示した。

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