短期市場:翌日物0.10%前後か、期末接近でレポやオペの金利強含み

短期金融市場の無担保コール翌日 物は0.10%前後で横ばいか。高水準の準備預金残高を背景に調達需要 は限られる。一方、レポ(現金担保付債券貸借)や日本銀行の資金供 給オペの金利は強含んでおり、資金需要の高まる期末が接近するなか、 短期国債の資金手当てが見込まれる。

23日の翌日物の加重平均金利は0.3ベーシスポイント(bp)低 下の0.101%。国債決済集中日だったが、当座預金17.6兆円、準備預 金12.9兆円のもと、調達意欲は限定的。一部地銀や証券で0.12%の 調達が見られたが、大方は0.10%から0.08%で取引された。

レポは0.15%から0.17%での取引。スポットネクスト物(3月 25日-26日)の国債買い現先オペが5000億円減額の3兆円とされ、 最低金利は1bp上昇の0.15%。期末に向けて足元の金利もじりじりと 強含んでくる可能性がある。

国債買い現先オペ(3月25日-4月1日)の平均落札金利が

0.178%、全店共通担保オペ(3月31日-4月1日)は0.255%で、 しっかりした応札が集まった。期末をまたぐ無担保コール取引は落ち 着いているものの、短期国債の資金手当ての需要は根強いもようだ。

この日は今年度最後の国庫短期証券(TB)3カ月物13回債入札 が実施され、落札結果が注目される。レポ金利の強含みを受けて利回 りは上昇する見通し。様子見姿勢が強い投資家の動向が焦点となる。

準備預金は11.9兆円

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は6000億円減の17兆円程度、準備預金(除くゆうちょ 銀)は1兆円減の11兆9000億円程度になる見込み。短資会社各社の 予想では、即日の調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)4兆3900億円と積み終了先 4兆6700億円から推計した中立水準は9兆1000億円程度になる。

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