米トウモロコシ:8週間ぶり高値から反落-家畜減で需要後退観測

シカゴ商品取引所(CBOT)では 23日、トウモロコシ相場が一時1.8%上昇し8週間ぶりの高値を付けた 後、反落した。家畜数の減少によりトウモロコシ需要が後退するとの観 測が高まった。

米農務省(USDA)のデータによると、今年に入って2月28日ま でに豚の食肉用処理量が5.9%減少したものの、同日時点の豚肉在庫は 前年同期比4%増となった。また、USDAの今月20日の発表によると、 3月1日時点の牛の飼育数は前年同期比5.3%減の1122万8000頭とな った。23日発表のリポートによると、2月の食肉用鶏の飼育数は前年同 月比9.1%減だった。

リスク・マネジメント・コモディティーズ(インディアナ州)のマ イク・ズゾロ社長は「トウモロコシ市場は景気に敏感な家畜市場の動向 を手掛かりにしている」と指摘。「食肉消費の減少」はトウモロコシ需要 の後退を意味するとの見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限終値は前週末比1セント (0.3%)安の1ブッシェル当たり3.955ドル。一時は4.0375ドルと、 中心限月としては1月20日以来の高値を付けた。年初来では2.8%下げ ている。

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