欧州株:上昇、米不良資産買い取り計画への期待で-銀行株が高い

欧州株式相場は上昇し、600銘柄 から成るダウ・欧州株価指数は1カ月ぶり高値を付けた。オバマ米政権 が発表した金融機関の不良資産買い取り計画が経済成長を促進するとの 期待が広がった。

また、資産運用会社テンプルトン・アセット・マネジメントのマー ク・モビアス氏が次の強気相場の上昇が始まったとの見方を示したこと も支援材料となった。

米財務省が最大1兆ドルの不良資産を買い取る計画を発表したこと を受け、ドイツ銀行とフランスのBNPパリバは大幅高となった。英銀 バークレイズは、傘下のiシェアーズ部門を最大50億ドルで売却する との観測が好感され、16%上昇した。

ライフェイセン・キャピタル・マネジメント(ウィーン)の世界株 式部門責任者のヘルベルト・ペルス氏は「ガイトナー米財務長官の計画 は結果的に市場のセンチメントをさらに明るくし、今後数週間は好パフ ォーマンスが多く期待できそうだ」と語った。

ダウ欧州株価指数は前週末比3%高の177.73で終了。9日に記録 した12年ぶり安値からは、13%持ち直した。年初来では10%下げてい る。

23日の西欧市場では、18市場すべてで主要株価指数が上昇した。 ダウ・ユーロ50種株価指数は前週末比3.5%高、ダウ・欧州50種株価 指数は3.6%上げた。

銀行株の上昇

ダウ欧州株価指数を構成する銀行銘柄はこの日7.7%上昇し、19の 産業別グループのなかで最大の上げを記録した。

ドイツ銀は8.5%上昇。BNPパリバは9%高となった。

英ビール醸造大手サブミラーは3.2%上げた。ゴールドマン・サッ クス・グループが同社株の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げ たことが買いを誘った。

英独仏の株式指標

英国FT100指数は前週末比109.96ポイント(2.9%)高の

3952.81。FTオールシェア指数は53.05ポイント(2.7%)上げ

1995.95。

ドイツのDAX指数は107.63ポイント(2.7%)高の4176.37。H DAX指数は52.24ポイント(2.6%)上げ2063.75。

フランスのCAC40指数は78.43ポイント(2.8%)上昇し

2869.57で終了した。

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