財務次官:日本経済は急速な悪化続き厳しい状況-法人景気予測(2)

杉本和行財務事務次官は23日夕の 定例記者会見で、財務省と内閣府が同日朝に発表した1-3月期の法 人企業景気予測調査で大企業・全産業の景況判断BSIが2期連続で 過去最低を更新したことについて「企業を取り巻く厳しい状況が確認 された」とした上で、「日本経済は引き続き急速な悪化が続き、厳しい 状況にある」との認識をあらためて示した。

同調査によると、金融・保険業を除く全産業の経常利益は2008 年度が前年度比41.2%減、09年度は同10.7%減の見通しで、企業の 厳しい収益環境が浮き彫りになった。これを受け、杉本次官は今年度 の法人税収の見通しについて「税収の環境が厳しいことは認識してい るが、今後の動向を見たい」と述べた。

今年度税収見通しについては与謝野馨財務・金融・経済財政担当 相も「法人税を中心にかなり厳しい」と予想。同省では法人税収の予 算額(11兆1590億円)達成の見極めは、ほぼ4割を占める3月期決 算法人が対象となる5月税収の動向次第としている。

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