東邦亜鉛:2-3月に減産幅拡大、めっき需要が想定以上に減少

非鉄大手の東邦亜鉛は、自動車や 建材のめっきに使われる亜鉛需要が想定以上に急減しているため、亜 鉛と鉛の減産ペースを加速する。亜鉛・鉛事業本部の丸崎公康・営業 部長が23日話した。

同社は昨年12月に2009年1-3月の地金生産計画を公表し、亜 鉛を当初計画より12%、鉛を同14%減産する計画だった。しかし、亜 鉛は「2月以降、月を追って需要が減少しており、2-3月は想定の 2倍程度減産している」(丸崎部長)。鉛も自動車のバッテリー需要 の低迷が続いており、3月に4週間予定していた契島製錬所(広島県 豊田郡)での定期修理を2週間延長し「減産幅も計画より若干拡大す る見通し」(同氏)という。

例年4月はじめに発表する2009年度の地金生産計画については、 丸崎部長は明言しなかったが「自動車メーカーなど製造業の在庫調整 が一巡しても、需要の回復時期・規模は見えず厳しい環境が続く」と しており、減産基調が当面続く見通しだ。

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