ロンドン銅先物:4000ドル台に上昇-中国の輸入増と在庫減で

ロンドンの銅先物相場が23日、 1トン当たり4000ドル台に乗せた。中国の銅輸入が倍増する一方、在 庫が減少し、同国の需要が拡大しているとの観測が高まった。

中国税関当局が同日発表した修正データによると、中国の2月の 精錬銅輸入は前月比50%増の27万948トンとなった。上海市場の20 日の取引終了後に発表された統計によると、上海の銅在庫は先週、前週 比9.6%減の3万1408トンと、前年同期の半分を下回る水準となった。

金鵬国際フューチャーズのシニアアナリスト、喻猛国氏は23日、 北京からの電話インタビューで、輸入には「中国国家物資備蓄局(SR B)が備蓄プログラムの一環として購入した大量の銅が含まれている可 能性が高い」と指摘。「相場が4000ドル近辺まで上昇すれば、SRB が今後、買い入れを行わないのは明らかだ」との見方を示した。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は一時、 前週末比2.9%高の1トン当たり4069ドル。シンガポール時間午前11 時20分(日本時間午後零時20分)現在、4065ドルで取引されている。 20日には4075ドルと、昨年11月10日以来の高値に達した。上海先 物取引所の上海銅先物相場6月限は一時、3.3%高の同3万3580元ま で上昇後、3万3480元となっている。

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